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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは

あなたは毎日よく眠れていますか!?夜中に何度も目が覚めたり、朝起きた時に熟眠感が得られず、からだがだる重く感じたりしませんか!?

睡眠の質の低下を放っておくと、将来高血圧、糖尿病、心疾患、脳血管疾患などを発症しやすく、またうつ病や骨の老化、認知症など幅広い疾患発症に関与してきます。

睡眠時無呼吸症候群は、SAS(Sleep Apnea Syndrome)とも呼ばれる睡眠中に呼吸の停止を繰り返す病気で、その多くでいびきを伴うことと、自覚症状がほとんどないことが特徴です。

いびきは、睡眠中に何らかの要因で気道が狭くなり、空気を吸う際にのどが振動することで生じます。健康なひとでも、仰向けで寝ると舌が多少なりとも落ち込んでいびきをかきますが、その程度が強くなると気道が塞がってしまい呼吸が出来なくなり、これを閉塞型睡眠時無呼吸症候群SAS(サス)と呼び、睡眠中に何度も無呼吸発作を起こすことが特徴です。

※舌根沈下:睡眠や麻酔で気道閉塞の起る主なメカニズム


一晩の睡眠を通して、1時間あたりの無呼吸回数が5~15回程度生じる場合を軽症、15~30回が中等症、30回以上を重症と分類します。

無呼吸になるといびきは止まり、30~90秒程度の無呼吸の後あえぐような激しい呼吸や大きないびきで呼吸が再開されます。 いびきの音や無呼吸の苦しさで目が覚めることもありますが、ほとんど無呼吸は自覚されてないものです。息が止まっている間は酸欠状態であるため、朝起きると頭が重いとかすっきりしないと感じることがあります。
本来からだを休めるために睡眠を取っているはずなのに、睡眠中に無酸素運動をしているのと同じ状況に陥っているのですから、目覚めたあと日中の倦怠感や眠気を起こしやくなるわけです。

睡眠時無呼吸症候群は下図※のように低酸素血症や頻脈を繰り返し引き起こすため、心臓や脳、血管に大きな負担となり、この状態が長い間続くことで高血圧や心房細動をはじめ、心筋梗塞、脳卒中など重大な生活習慣病を引き起こす危険性をはらんでいます。

当院では睡眠時無呼吸症候群の睡眠簡易検査を随時行っております。
問診、受診の際検査の仕方をご説明致します。
機械自体は小さなものでそのままご自宅に持参してその晩検査をして頂きます。 翌朝にその機会をお持ち頂くことで、すぐ検査所見を解析、診断、治療を行いま す。

図※「SAS検査記録」

以下の図(グラフ)は、無呼吸発作が起こっている状態を睡眠時無呼吸検査で記録したものです。


心拍数のピーク値⇒124回/分
酸素飽和度の最低⇒酸素濃度 88%

【解説】
深夜3時睡眠中に無呼吸発作が約80秒間持続しているときの体の状態を睡眠時無呼吸検査で記録したもので、無呼吸が持続したために血中の酸素濃度が97%→88%まで一気に低下、また、からだの酸素濃度が低下するとともに、心拍数が54/分→124/分まで急上昇していることがわかります。
これは睡眠中に一過性の無呼吸状態が生じて心肺への負荷が相当生じていることを意味します。
例えるなら、日中100m程度走ったときと同様な負担がかかっていると云えます。
時間当たり20~40回無呼吸を生じる患者さんは中等度以上の睡眠時無呼吸症候群に該当し、実際に6時間の睡眠をしている場合、無呼吸発作の総数は120回以上生じている計算になります。

睡眠時無呼吸症候群の治療について

 

睡眠時無呼吸症候群の治療にはいくつか種類がありますが、最も一般的な治療法としては、睡眠時にCPAP(シーパップ)という機械を使用するものが挙げられます。
CPAPによる治療は、睡眠中に鼻マスクを装着し、そこから一定圧で空気を送り込むことで、睡眠中に緩んだ喉の筋肉によって喉が塞がってしまうのを防ぐ方法です。睡眠時無呼吸症候群の治療法の中でも最も有効性が高く、安全かつ確実な方法と言われ、健康保険も適用になります。

尚、扁桃腺肥大等、気道の閉塞部位が明らかなケースでは外科手術が必要となる場合がございますが、その場合は適切に大学病院等へのご紹介を致しますので、ご安心下さい。

※CPAP療法:図のように鼻マスクをつけ、枕元においた小型機械から鼻を介して気道に空気を送り込み、閉塞した気道を開放します。


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ご自身でもできる睡眠時無呼吸症候群対策

睡眠時無呼吸症候群は、適切な治療が必要な病気ではありますが、受診前や治療中などに、ご自身でもできる対策があります。

1.ダイエット

舌や喉の周囲にも余分な脂肪があると上気道が狭くなりやすいので、まずはダイエットで余計な脂肪を落とすところから始めましょう。

2.横向き睡眠

舌が上気道を塞いでしまうのを防ぐためにできる一番簡単な対策は横向きに寝ることです。
仮に真横を向くことができなくても、首や体がすこしでも傾けば上気道に空気が通りやすくなります。

3.鼻呼吸の習慣

口から息を吸い込むと非常に大量の空気が入ってくることになり、狭くなった上気道を通ろうとした時に喉を振動させていびきが発生します。鼻で呼吸するようにすれば症状はだいぶ変わってくるはずです。

4.アルコールをひかえる

睡眠時無呼吸の症状が出る人は、アルコールによって筋肉のゆるみが増長され、舌によって上気道がふさがれやすくなるため、アルコールを飲んで寝た時のほうがより症状が悪化します。

当院ではこれらの対策をはじめとした生活習慣の改善についても適切なアドバイス・指導を行って参りますので、どうぞお気軽にご相談下さい。


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